ポリシー

木質ペレットの先進地である欧米に比べ、日本には、木質ペレットの種類、品質がすべてちがうという課題があります。これを統一するには高いハードルがあるとともに、地産地消の観点からは、地域地域の植生や事情を尊重すれば、違いがあって当然のことでもあります。
現在、日本国内でも木質ペレットについて一定の品質規格基準が制定され、徐々に規格統一への整備も進みつつあります。

SAIKAIは設立当時から掲げた、日本各地の多くの種類の木質ペレットに対応した、日本のご家庭において実用的なペレットストーブの開発を目指し、ペレットストーブの普及拡大に取り組んでいます。

その1 日本各地の多くの種類の木質ペレットを燃やせるようにしたい。
(現在、樹皮ペレットや木質ペレット以外は燃やせません)

その2 お求めやすい価格で広く裾野を広げたい。

その3 主暖房としてお使いいただくために、故障やトラブルが少ないシンプルな構造を目指したい。
(現在、安全装置の機能以外は自動化しておりません)

その4 災害などの危機に備え、電力使用量は極力少ないほうが良い。
(大きな電力を必要とする自動着火は採用しておりません)

 かつて、人の暮らしと密接に関わり循環していた里山の自然。ところが1960年代以降、石油やガスなどの化石燃料が家庭用燃料の主役に変わり、人の手が入らなくなった今、日本の里山が荒廃しています。
 さらに、枯渇性のある化石燃料への依存は、供給の不安定さや、大気中の二酸化炭素上昇による地球の温暖化をもたらしました。
 そこで注目されたのが、木質ペレットをはじめとする木質バイオマス燃料です。元となる原料は、森林の育成過程で生じる間伐材や製材屑・端材等なので再生可能で尽きることがありません。
 さらに燃焼時に発生する二酸化炭素は、樹木が成長する時に吸収する二酸化炭素の量と同じなので、大気中の二酸化炭素を増加させることはありません。つまり環境にやさしいクリーンなエネルギーなのです。
    

 

 私の住む新潟市に角田山という山があります。 ある日、この山に足を踏み入れた私は、その荒れ果てた山の姿に呆然としました。
 その山は、戦後に杉の木が植えられましたが、その後、林業が廃れていき、 誰も整備をする人がいなくなったため、野ざらしの状態でした。 木は生え放題で、太陽の光が十分に当たらず暗く、深く根付かないために大雨にも弱い。 そんな山でした。 この山をなんとかしたい。 そんな気持ちから、私は山に入るようになりました。
 痩せ細った木を間伐し、太陽の光が十分あたるようにしました。 山は少しづつですがキレイになっていきました。
 ところが、問題が出てきました。整備によって出る大量の「木くず」です。 処分するには莫大な費用がかかるし、また処分場への運搬にも費用がかかる。 なんとかいい方法はないかと悩んでいました。
 そんな時、知ったのが「ペレット」です。 1970年にカナダで生まれたペレットは、木くずを利用して燃料にでき、価格も安い。 また、重油に比べるとほとんど二酸化炭素を出さないことから、地球環境にも良いということ。
 「これだ!」と私は確信しました。
 このペレットを日本にも普及させ、日本の森の整備を進めようと強く心に決めました。